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飲酒運転について考える

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優笑の安永です。2019年2月23日まだ少し肌寒い中で、春も近付く今日この頃です。

題名の通り、本日は飲酒運転について考えてみました。というのも前回当ブログにおいてご案内させていただいた、NPO法人はぁとスペース 代表 山本美也子さんが講師をされた(思いやりで社会を変える)公開講座へ参加してきたからです。

普段、交通事故の現場や自動車保険の契約の場などで「飲酒運転で事故を起こすと補償が受けられない場合があります。なので飲酒運転はやめて下さいね。」などと話をするのですが、改めて「飲酒運転って何?」と聞かれたらなんて答えていいのか分からないものです。

お恥ずかしい話ですが、今日までの私は、自動車保険に携わる人間でありながら、飲酒運転について「お酒を飲んでも○○時間経って、酒が抜けたらいいんじゃない?」とか「ウィスキー入りのチョコレート、何個までなら食べてもセーフ、何個以上ならアウト」とか「道路の白線の上を、はみ出さずに10mくらい歩けたら問題ないんじゃない。」や「いうても、自分は酒飲んで運転するようなアホなことはせんし。」というような曖昧な認識で、「これだけ世の中が、飲酒運転はダメと言っても、それでも飲酒運転するような人はどうしようもないやん。」となかば諦めに近い気持ちをもってお客様と接していたように感じました。とても反省しました。

・ビール1杯分のアルコールが体内から無くなるまでの時間はどれくらいかかるのか。

・お酒に酔った人の判断能力、運動能力がどれだけ低下するのか。

・飲酒運転がなぜいけないことなのか。

ものすごく単純な質問でもその答えを即答できない自分が情けなく感じました。

アルコールが体内に0.00mlの状態で自動車、バイク、自転車を運転すること。これ以外は全て飲酒運転だ。と講師の方は仰っていました。すごくシンプルで間違いのないことです。

飲酒交通事故の被害者、加害者、家族、同僚、多くの人が大変な思いをする。「被害者を減らすこと、それよりも加害者を生まないこと。」と飲酒事故で友人を亡くした旧友の方が話したそうです。

2015年、福岡市で「TEAM ZERO FUKUOKA」という飲酒運転撲滅を目指した啓発運動があったそうで、10000人もの人たちが集まったと聞きました。世の中のために、自分が出来ることは多くはないと思います。ただ、誰かたった一人にでも伝えていくコトが大切なことだと感じたのでこの場を借りて、誰かに届けばいいなと思うのでした。

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